E146_ishidaiseikou

過去の私は絶対に自分の本心を人には言えない人でした。
それをずっと数十年間、心に秘めて生きてきました。
そのまま生きる事ができればよかったのですが、どうしても自分の人生に起こる嫌なパターンがあることに気がつき、それが親から性格として遺伝していることに気が付いたんです。子供が2人になり、専業主婦をしていた時のことです。

さらに、その遺伝的要素が自分の子供にまで伝わっていることが分かったんです。
それが良い事(良い性格や性質になることに繋がる事)ならまだしも、
「そう生きるのはつらい」と思うことだったので、これはイカンと重い自分を見つめてみることにしたんです。

出会いを求めるきっかけは子育てへの影響を感じたとき

そう思っても、まずなにをしていいのかがわかりませんでした。
どうあがいても人間は自分の事が一番分かっていませんね。
まずはそのことに気が付きました。
そうしているうちに、子供の行動に対する自分の怒りが出てきて、
なぜ子供の問題行動に自分は怒るのか?
そして同じようにしている別の子供の親はいからないのか?がまた疑問に思えてきたんです。
怒られている子はイライラを溜め、別の方向へとそのイライラの解消をする行動をする。
これは自分の事をしっかりと見つめなおしていかなければいけない。と焦りました。

よく言われている、
「子供の行動は親から。」
「育てたように子は育つ」
など、きっと親の私とのかかわり、私も昔の親とのかかわりから、今の私があるということに気が付いたんです。

 

専門家のセラピストに相談

そして、自分では自分の事が分からないので、感情解放を専門に扱っているセラピストの先生に過去の自分のセラピーをしてもらう決心をしました。

その先生は私の過去を話せた人生で始めての人。
過去の人に話せなかった出来事を、《人に話した》というだけで、心がとっても晴れ晴れしたことを覚えています。
先生は、じっくり話を聞いてくれて、その解決法を教えてくれました。
その解決法はやはり私の親や子供へのかかわり方を実践していくものでした。
ここまで追い詰められたらやるしかない!と思い立っていたので、それを実践しています。

そして今、それから数年が立ち、子供と自分の関係が良くなっているのが日々の生活で分かります。
あの時あの世院生に出合えて本当に良かったなぁとおもいました。
人生には勇気ある決断をするときも大切だ!ということも一緒に学びました。