No Parking II

様々な人と知り合うきっかけになる集まりが、異業種交流会です。
異業種交流会で知り合ったことがきっかけとなって大きなビジネスチャンスが生まれることも多く、ステップアップを目指す人なら積極的に参加して有効活用したいものですが、異業種交流会での振る舞いに気を付けないとビジネスチャンスをつかむどころか信頼を失う結果を招きかねません。

今回は、異業種交流会でやってはいけない3つのNG行動を紹介します。

1.タイミングを考えない行動

誰とでも自由に交流できるのが異業種交流会の魅力ですが、相手の都合を考えずにコンタクトを取ろうとすると相手の行動を邪魔してしまう可能性があります。

別の人と話をしているのに割り込んだり、移動しようとしている人を引き留めたりするのはマナー違反にあたるNG行動です。

何とか注意を惹きたいと熱心になる気持ちから出た行動であっても、相手にしてみれば面倒な無礼者にしか見えません。怒りを買ってしまう可能性もありますから、話しかけるときは相手の様子をうかがって邪魔にならないタイミングで話しかけてください。

2.名前を憶えてもらおうとする行動

せっかく知り合ったのだからせめて名前ぐらい憶えてもらいたいという気持ちは理解出来ますが、相手にとってみれば憶える価値のない相手の名前などいくら連呼されたところで憶えたいという気持ちにはなりません。

異業種交流会で自分を売り込むのに必死な人ほど似たすなら自分の名前を連呼しがちですが、その行動はかえって相手に不快感を与えるNG行動です。

名前を憶えてもらいたいならば、自分の名前をアピールするのではなく面白い話や魅力的な提案、深い見識などを示した方がよっぽど効果的です。中身の伴わない空っぽ人ほど名前の売り込みに熱心になる傾向がありますが、異業種交流会で名前を憶えてもらうためには中身の充実が何よりも重要です。

3.しつこい行動

フリーランスの方が異業種交流会に参加すると、営業熱心のあまり何か仕事を下さいとしつこく食い下がってしまうケースが見られます。

営業熱心なのはよいのですが、相手にその気が無いのにしつこく食い下がっていると、仕事をねだっているように思われてしまいます。

異業種交流会はあくまでも相互の交流を目指した集まりです。一方的に仕事をねだるような行動はNGですから、しつこく絡むような真似はやめましょう。

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